再びお知らせします。わたしのキッズ教室は、お盆明け急速に感染者が増えた時点で休講としていました。宣言が発令された今は大人教室も併せて、引き続き休講。残念ではありますが、どうぞご理解いただけますようよろしくお願いします。
突然、今日はお金の話。
わたしは「身の程を知る」とか「分相応」とかいう言葉が割と好きで「今稼げる中で、今できることをやる」を心がけています。借金もギャンブルも宝くじも投資も「楽して儲かる」話や「クラウドファンディング」も興味はなし。車も一括現金できるものしか買わないしローンも未経験。
よく、スタジオを建てない(借りない)のかと聞かれます。負担ナシで使える会場があるので必要ないというのもあるけど、そもそもローンが嫌というのも大きいです。
今のこのやり方だからこそ、どんぶり勘定でいろんな企画ができるし、マイナスも自分がかぶれば気にならない。非常事態にすぐ「休講、月謝返金」と言えるのはすごく大きいし、すべての行動の目的を「みんなが輝くため」に向けることができています。
こういうときに「休講したら今月の収支が…」という迷いがうまれると、努力の方向が「みんなの輝き」ではなく「教室の存続」「事業拡大」に向いてしまうので、それがすごーく嫌です。
なので「収入が途絶えた時でも出費がある」状態になるのを避けるため、スタジオを建てたり人を雇ったりはしていません。
でも、周りの経営者を見てると、会社(教室)を大きくするはバンバン借金してバンバン顧客(生徒)呼んで、いい波も悪い波も経験して…というのが必要なんだと思います。「そんなやり方じゃ損しかしないよ〜」「人を雇って自分は経営にまわるべきだよ〜その方が楽だし儲かるよ〜」などと言われることもある。まあ、甘いというか、いろいろと言いたくもなる気持ちも分からないでもない(笑)
それでも、わたしがやりたいのは1人でも多くの人を笑顔にすることであって教室を大きくすることではないです。
現在わたしの生徒数はトータル約110名ですが、今くらいの小回りのきく規模で続けていけたらいいなあと思っています。
同時に、人が来なくなったり費用面で行き詰まった時点でそれは「分不相応」ということなので、スパッとやめる勇気を持ち続けよう、とも自分に言い聞かせています。
なんで今日こういう話をしたかというと、いろんな人から「早く休講に踏み切ったこと」「月謝返金」というのをとても驚かれて、なんで?とすごく聞かれるから。世の中やはり開講しなければ成り立っていかないというのも現実ですね。
今日はなんだかダークな話なので少しでも気分が明るく終われるよう、デザートに食べた乱切りフルーツの画像おいときます。おつとめ品のぶどうが一番おいしかった。