卒業そして昨今の就活

毎日が盛りだくさんで投稿が追いつかない日々、年度末を実感します!

昨日は三重大学学位記授与式でした。構内に入れるのは本人のみ、オンライン配信でした。

さて「就活どうやって取り組んだ?」とちらほら聞かれるので必要な方のために記録として残します。

学生時代に取り組んだことはこんな感じです

※議員インターン(県議員、市議員、町議員など)
※NPO法人主催未来自治体コンテストで三重県の部優勝、東海大会出場
※三重大学弦楽器オーケストラ部長兼コンサートマスター
※生協学生委員会所属
※学業に関しては1年はみっちり、2年は学校に行く日がぐっと減っていました。3、4年はコロナ禍でオンラインでしたが、3年はゼミだけ、4年は卒論だけ、という感じでオンラインすら少なく、主な単位は1年でほぼとっていたようです。

民間はまずインターン、エントリーシートです。エントリーシートというのは一次審査書類のようなものです。とにかく内容が細かくて、これでざっくりふるいにかけるんだな、という感じ。
わたしは受験などには今まで全くサポートしてこなければ進路進学に口を出したこともないのですが、ここに来て初めてずいぶん関わりました。助言を求められた時にはエントリーシートに目を通し、言い回しや文章の構成など添削し、時には深夜に全部白紙からやり直したりしてかなり時間もかけました。この頃はいつも寝不足でレッスンしていました。
インターンは職場体験みたいなものです。これはとにかくたくさん行くべき。場数を踏む練習にもなるし、インターンに来た人には情報が早く流れてきたりします。

そして、民間の就活と同時に公務員試験の勉強もすすめていました。
三重大には公務員講座があるので、それをとります。安い方じゃなくて、高い30万のほうです(よく考えたらうちはこれを無駄にしたのか笑)。これをやっておけば三重大の方は大丈夫。
市役所しか分からないけど、二次はとにかく発言することです。グループセッションなんかはどんどん発言する強いメンバー(特に女子はすごい)もいますが、勢いにおされて黙ってしまうと可否の判断ができないので落とされることもあります。「じゃあタイムキーパーやります」とかでいいので、とにかくしゃべるべきです。

我が家は民間で5つ内定が出て、そのうちの1つと地元の市役所で迷い、最終的には市役所を辞退して民間に決定。信用事業の県レベルの組織でずいぶんハードな職場のようですが将来転職も視野に入れた上で「この挑戦は今しかできない」というのが決めた理由のようです。

面接で1番印象深かったのは、最終面接で「公務員が受かったらどっちをとりますか?うちが内定を出したら公務員を蹴れますか?」と詰め寄られたことのようです。
まだ迷っていた時期でしたが「できます。今、ここから辞退の電話をしてもかまいません」と言い切ったようです。結果、内定が出るまで2週間かかる組織ですが、翌々日に「特別に内々定を出すので公務員は蹴ってくれ」という連絡がきたので、こういう答え方もアリです。

受かったばかりではなくもちろん落ちたところもあって、初期に落ちたところには「今後のためにどこが良くなかったか教えてほしい」と聞いたとのこと。そういうことを聞く人は珍しいようですが、自分がどう見られがちなのか客観的に知ることができるので、その後の活動の役には立ったようです。

あと、余談ですが本人は関係ない全く別の方面から、当時県知事だった「鈴木英敬さんの秘書どう?」というお話もいただきました。本人が興味がないのと、やりたいことのビジョンから外れていたのでお断りしましたが受けていたら今頃無職だったのかもしれません(笑)

安定の公務員を蹴ってハードめの民間にいくのは大きな決断ですが、大失敗するなら周りが生きてて助けられる内にしてくれと思っているので今の年齢で挑戦するというのはいい経験かもしれません。
この先どうなるかは分かりませんが学生生活は終了し、これでひと区切りです。

わたし自身、いまこんな仕事をしているなんて想像もしていなかったし、人生どうなるか分からないというのは強く実感しています。生きてさえいればなんとでもなるので、とにかく生き延びてくれと願うばかりです。

今までサポートしてくださったみなさま、ありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

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